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イチロー選手の苦悩。

「心が折れかけていた。」
先日のキューバ戦のあとイチロー選手の口から発せられた、あまりにもらしくない言葉。
打席で戸惑う姿や、凡退した後の自信なさげな表情など、私たちの知っているイチロー選手とはまったく別人のよう。
「彼も人間なんだな。」
ヒットを打って喜ぶイチロー選手を見て原監督が言った言葉だが、あらためて私もそう思った。

彗星の如くデビューした94年以来、私たちは彼の自信に満ちた目と、自分に厳しく前向きな姿勢しか記憶にない。
彼の残してきた数々の栄光は、いつしか彼を非人間的な存在にしてしまい、「アンタッチャブル」な男にさせてしまっていたように思った。
たぶん、誰も彼に助言や指導を出来る人はいないだろう。
英雄とは孤独なものである。
「心が折れかけていた。」という彼の悲痛な心の言葉は、ストレートに私の胸に突き刺さった。

今、私たちは貴重なときを共有させてもらっているかもしれない。
おそらくは50年後、100年後も、伝説的存在になっているであろうイチロー選手の「苦悩の日々」を、ブラウン管越しではあるけれど共に過ごしていることを喜びとし、脳裏に焼き付けておきたい。
そして、願わくば決勝ラウンドにおいて、今まで何度も見てきた彼の勇姿を見たいものである。
日本プロ野球の最高傑作である「人間、イチロー選手」の伝説の1ページを刻んでほしい。


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by sakanoueno-kumo | 2009-03-21 22:50 | プロ野球 | Comments(0)  

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