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2019年 08月 03日 ( 1 )

 

海に浮かぶ要塞、讃岐高松城を歩く。 その3 <水手御門、月見櫓、渡櫓>

「その2」の続きです。

高松城三ノ丸にある披雲閣庭園の北側通路を歩きます。


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通路北側は石垣が整然と並んでいます。

その向こうにが見えます。


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上ってみましょう。


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石垣を上って北側を見ると、すぐそこに瀬戸内海が見えます。

ここ高松城は、北は瀬戸内海に面し、残り三方を囲む濠には海水を引き入れた海城で、伊予国今治城、豊前国中津城と並んで、日本三大水城のひとつに数えられています。

海上から見るとその威容は素晴らしいものだったようで、明治時代には「讃州さぬきは高松さまの城が見えます波の上」と謡われたり、与謝野晶子によって「わたつみの 玉藻の浦を前にしぬ 高松の城竜宮のごと」と詠まれたりしています。


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東側に目をやると、櫓門が目に入ります。

向かって左から月見櫓、水手御門、渡櫓

すべて重要文化財指定です。


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こちらは、石垣の外からの撮影。


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月見櫓北ノ丸最北端に位置し、瀬戸内海を監視するためにつくられた隅櫓だそうで、「その1」で紹介した艮櫓とほぼ同時期に建てられたものと考えられているそうです。


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月見櫓は「到着を見る」という意味の「着見櫓(つきみやぐら)」が本来の名称で、藩主が江戸から船で帰ってくるのをこの櫓から望み見たことから名づけられたのだとか。


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水手御門は海に向かって開いた門で、藩主はここで小舟に乗船し、沖で御座船に乗換えて参勤交代等に出かけたそうです。

まさに、海に浮かぶ城門に見えたでしょうね。


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城跡公園内に戻って、城内側から見た月見櫓です。


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総塗籠造り3重3階、入母屋造、本瓦葺で、初重は千鳥破風、二重は唐破風の形を対象させています。


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こちらは、城内側から見た水手御門。

往時はこの門を出たらでした。


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その横につながる渡櫓

渡櫓は、生駒正親の築城時からあった海手門改修して建てられたと考えられているそうです。


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月見櫓、水手御門、渡櫓から東へまっすぐ進んだ突き当りの北東隅には、かつて鹿櫓があったそうですが、今は残っていません。


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その南側は北ノ丸跡となっていますが、わたしがここを訪れた平成31年(2019年)2月2日時点では工事中でした。


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振り返ると、水手御門が見えます。

その向こうに見える高層ビルは、ホテルクレメント高松です。

「その4」に続きます。




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by sakanoueno-kumo | 2019-08-03 22:08 | 香川の史跡・観光 | Comments(0)