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2020年 01月 08日 ( 1 )

 

国宝・彦根城を歩く。 その1 <佐和口御門~表御殿>

今回は国宝天守を頂く彦根城を歩きます。

関ケ原の戦いの勝利で、徳川家康は西軍の敗将・石田三成の所領、近江18万石を取り上げ、徳川四天王のひとり、井伊直政に与えました。

直政は三成の居城だった佐和山城を取り壊し、すぐ近くに新しい城を築く計画を立てます。

しかし、直政は戦の傷が癒えずに間もなく死去し、その計画は家督を継いだ井伊直継に引き継がれ、元和8年(1622年)に金亀山に城が築かれました。

それが、彦根城です。


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駐車場のある城跡南東からスタートします。

上の写真は外堀跡

現在残る彦根城の縄張りは中堀からですが、かつてはその更に外側に外堀が守りを固めていました。

その外堀の遺構が、ここに少しだけ残されています。


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外堀の説明板です。

往時の縄張り図があります。


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南東の中堀です。


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隅櫓台のようですね。

石垣は見事な打込み接ぎです。


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縄張り図によると、この南東の内堀の内側には、かつて武家屋敷があったようですが、現在、あの石垣の上には滋賀県立彦根東高校があります。

堀に守られた学校ですね。


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南東内堀沿いには、「いろは松」と呼ばれる松の木が並んでいます。

往時はここに47本の松が並び、「いろは47」の頭三文字をとってそう呼ばれたのだとか。

今風にいえば「IRH47」でしょうね(笑)。

説明板によると、人馬の往来の邪魔にならないように、地面に広く根を張らない土佐松を高知から持ってきて植えたそうです。


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案内図です。


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中堀南東の入口、佐和口御門です。

佐和口は南の京橋口、西の舟町口、北の長橋口とともに彦根城の4つの門のひとつで、表門に通じる入口として、大手門がある京橋口とともに彦根城の重要な城門のひとつでした。現在の彦根城のメインの入口になっています。


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この向かって左側の多聞櫓は江戸時代からの現存櫓で、国の重要文化財に指定されています。


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向かって右側の多門櫓は明治のはじめに解体されてしまい、昭和35年(1960年)に開国百年を記念して復元したコンクリート製です。

中は開国記念館となっており、ここに日本100名城のスタンプがあります。


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大きな食い違い虎口です。

説明板によると、かつては中堀に面して高麗門があったそうで、最強の枡形虎口だったそうです。


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内側から見た佐和口御門。


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現存多聞櫓の内側は、駐車場になっています。


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駐車場の向かい側には、内堀があります。


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内堀南東に架かる木橋

この橋を渡ると、表御門です。


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橋の向こうには、櫓台跡と見られる石垣があります。


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橋の上から見た内堀。


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橋を渡ると枡形虎口になっています。

往時は櫓で囲われていたのでしょう。


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枡形内には案内板が設置されています。


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枡形を90度右に曲がると、また櫓門跡と見られる石垣があります。

橋を渡ったところが一ノ門、ここが二ノ門ですね。

典型的な枡形構造です。


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こちらは、「登り石垣」の説明板。

彦根城には全国的にも珍しい「登り石垣」が5箇所に築かれているそうです。


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でも、登り石垣の場所は立入禁止となっていました。


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表御門を入ると、表御殿があります。

表御殿は彦根藩の藩庁があった場所で、藩の政務や対面、儀式などに使われた「表向き」と、藩主が日常生活を送った「奥向き」で構成されていました。

往時の表御殿は明治維新後に取り壊され、現在の建物は昭和62年(1987年)に復元され、彦根城博物館となっています。


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ここからは入場券が必要なエリアに入りますが、つづきは「その2」にて。




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by sakanoueno-kumo | 2020-01-08 23:59 | 滋賀の史跡・観光 | Trackback | Comments(0)