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ついに前人未到のピート・ローズ超え!祝、イチロー選手の偉業達成!

イチロー、とうとうやりましたね!

ピート・ローズ超え!

今朝起床したら、いきなりスマホの速報でローズ氏の記録に並んだと知り、会社に着いてPCを立ち上げたら、9回の最終打席で記録を塗り替えたと知りました。

日米通算4,257安打

かつて米国ではピート・ローズの持つ歴代最多安打記録4,256本を評して、「向こう100年破られることはないであろう」と言われていましたが、15年前にイチロー選手が渡米して、いきなり初年度に242安打を記録したときから、われわれ日本のファンは、「ひょっとしたらピート・ローズ超えも夢ではないかも」と、期待に胸を膨らませました。

それが、今日、現実のものとなったわけです。

つくづくスゴイやつですね。


まだ映像を見てないので報道だけの情報ですが、新記録達成の瞬間、敵地ながらスクリーンでイチローの偉業が紹介され、スタジアム全体がスタンディングオベーションだったとか。

日米通算記録が米国でどれほど注目されていたかがわかりませんが、こういう報道を聞くと、日本人ファンとしては喜ばしいかぎりです。

ただ、あちらでは、日米通算記録を記録として認めるべきという意見と、認めるべきではないという意見で、世論は大きく分かれているとも聞きます。

まあ、でもこれは仕方がないでしょうね。

そもそも別の土俵で積み上げた数字を、同じ土俵で比べようっていうのが無理な話で、ましてや、MLBNPBのレベル差を考えると、日本での1,278安打が低く見られてもやむを得ないかもしれません。

かつて王貞治氏が持っていたシーズンホームラン記録55本を、韓国プロ野球リーグのイ・スンヨプ選手が塗り替えてアジア記録となったとき、「オイオイ、それは違うだろう!」と、日本人側からすれば思いたくなりましたからね。


ただ、ファン心理はやむを得ないとしても、ピート・ローズ氏本人が、イチロー選手の記録を認めない旨の発言をしておられるようで、それはちょっと残念ですよね。

イチロー選手の記録に敬意を払って称賛してこそ、ローズ氏自身の価値も上がるってもんでしょう。

これって、日本人的感覚なのかな?


ちなみに、ピート・ローズ氏とイチロー選手の4,256安打のスピードを比較すると、ローズ氏の15,861打席に対してイチロー選手は14,331打席と、イチロー選手の方が1,500打席以上速く達成していますし、MLBだけの数字を比較しても、イチロー選手の現時点の安打数2,977本を比較して、600打席以上イチロー選手のほうが速く到達しています。

この数字だけを見ても、イチロー選手がローズ氏に決して劣っていないことは歴然としています。

NPBとMLBの試合数の違いを考慮すれば、もし、イチロー選手が最初から渡米していれば、記録達成はもっと速かったのではないか、という想像もしたくなりますよね。


もちろん、それはあくまで「もしも」の世界であって、もしイチロー選手が日本での実績がない状態で渡米しても、指揮官の目にとまることなく埋もれていたかもしれませんから、そういった想像はナンセンスといえます。

でも、それを言い出せば、同じMLBの土俵でも、現代のイチロー選手と30年以上前のローズ選手、さらには、100年以上前タイ・カッブ選手とでは、ボールもバットも、相手投手のレベルも野球の質も、条件がすべて違うわけですから、時代の違う選手の数字を比較すること自体に意味がなくなります。

つまりは、数字の記録というのは、ひとつの指標であって優劣を決めるものではない。

かつての大選手と比べてどうこうというのではなく、積み重ねた偉大なる業績を称えるという観点でいえば、日米通算であっても米国だけであっても関係ないんじゃないでしょうか。

だって、誰もやったことがないんですから。


「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」


2004年、メジャー年間最多安打記録を84年ぶりに更新したときのイチロー選手の言葉です。

次は、あと21本に迫った史上30人目となるメジャー通算3,000本安打

その次は、どんな「とんでもないところ」にわたしたちを連れて行って切れるのか、楽しみはつきません。



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by sakanoueno-kumo | 2016-06-16 16:28 | プロ野球 | Trackback | Comments(2)  

イチロー選手の日米通算4000安打達成に見る、5000安打の夢。

【ニューヨーク共同】米大リーグ、ヤンキースのイチロー外野手(39)=本名鈴木一朗=は21日(日本時間22日)、ニューヨークで行われたブルージェイズ戦で、日米通算4千安打の偉業を達成した。歴史が1...
イチロー選手が日米通算4000安打の偉業を達成しましたね。
過去、4000の大台に達しているのは、4256本のピート・ローズと4191本のタイ・カッブの2人しかおらず、そんな伝説のビッグネームの次に名を連ねることになりました。
いまさらながら、とてつもない男ですね。
試合前のインタビューでイチロー選手は、「2つのリーグでの記録であり、ローズとカッブは1つのリーグでのものだ。2人と同じ範ちゅうで扱うべきではないと思う」と述べていたそうですが、それでも、偉業であることに変わりわありません。
たしかに両者は全てMLBでの記録であり、イチロー選手は日本で1278安打を打ってからのメジャー移籍だったわけですが、MLB通算2000安打には史上2位の速さで到達していますし、MLBでの2722安打だけを見ても、ローズやカッブよりはるかに試合数も打席数も少なく、決して卑下することはありません。
まあ、イチロー選手にしてみれば、両者に敬意を払ってのコメントだったのでしょうが、ガッカリなのは、ピート・ローズ氏も同じようなコメントをしていたこと。
イチロー選手が敬意を払って謙虚なコメントをしているのだから、同じく敬意を払って称賛してこそローズ自身の価値も上がるってもんでしょう。
・・・って、日本人的感覚でしょうか?

イチロー選手はこの4000本目の安打でMLB通算2722安打となり、同時にルー・ゲーリックの2721安打を抜いたそうです。
次々に伝説のビッグネームが出てきますね。
それは、既にイチロー選手自身が伝説の域に達しているということに他なりません。
次の目標は、いうまでもなくローズの持つ世界記録4256安打
全盛期の彼なら約1年で狙える数字ですし、今のペースで行っても、1年半ほどで到達できる数字です。
ローズがその数字に達したのは45歳だったことを思えば、39歳のイチロー選手にとっては余裕とも思えてしまいます。
その次にはMLB通算3000安打が待ってますね。
あちらには3000本安打クラブというものがあるそうで(日本でいうところの名球会のようなものでしょうか?)、そこに名を連ねたのは、100年を超える長い歴史の中でたった28人だそうです。
ぜひ、そこに日本人イチロー選手の名を連ねてほしいですね。
あと、300本弱の数字ですから、不通にいけば、十分達成できる数字だと思います。
ただ、あちらは日本のプロ野球と違って、調子を落としたりケガをしたりすれば、たとえ実績のあるビッグネームといえども容赦なく切り捨てられますから、イチロー選手とて安泰ということはありません。
ここからは、加齢による衰えとの戦いになると思いますが、今日の試合後のインタビューで5000安打の可能性について聞かれたとき、「僕以外で、年齢に対する偏った見方がなければ、可能性はゼロではない」と語っていたそうです。
これ、イチロー選手でなきゃ言えないコメントですよね。
多少はリップ・サービスも入っているかもしれませんが、まったく自信がなければこんなことは言いません。
以前、NHKの『プロフェッショナル』に出演したときに、50歳で現役という夢を語っていたことがありました。
それが可能なら、5000安打だって狙えない数字ではありません。
たぶん、彼も本気でそう思っているのでしょう。
となれば、いっそのことMLBだけでローズの記録を塗り替えてしまえば、名実ともに世界一ですね(笑)。
いくらなんでも、あり得ない?・・・でも、あり得ないことを実現してきたイチロー選手ですからね。

とにもかくにも、4000安打という金字塔も、イチロー選手にとっては通過点でしょう。
とてつもなく、すごいやつです。


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by sakanoueno-kumo | 2013-08-22 22:20 | プロ野球 | Trackback(1) | Comments(0)  

映画『フィールド・オブ・ドリームス』鑑賞記 その2 〜ブラックソックス事件〜

昨日の続きです。
映画の題材になっている「ブラックソックス事件」とは、1919年にホワイトソックスレッズの間で行われたワールド・シリーズにおいて発生した八百長事件のこと。
「ブラックソックス」とは、当時のホワイトソックスの選手たちは他のどのチームより低賃金でプレーさせられていたため、ユニフォームのクリーニング代もままならず、トレードマークであるはずの白ソックスまで常に黒ずんでいたため、八百長事件以前から「ブラックソックス」と揶揄されていたそうで、そんな背景から、野球賭博に加担する八百長に手を染めたと言われています。

映画『フィールド・オブ・ドリームス』鑑賞記 その2 〜ブラックソックス事件〜_e0158128_1682524.jpgこの事件で、名選手ジョー・ジャクソンをはじめとするシカゴ・ホワイトソックスの選手8人が球界から永久追放になりました。
当時、ベースボールは既にアメリカの国民的スポーツとなっており、この事件によってコミッショナー制度ができたともいいますから、この「ブラックソックス事件」が当時のアメリカ国内に与えた波紋はかなり大きなものだったようです。
ただ、当時のメジャーリーグには他にも八百長疑惑があったにもかかわらず、彼ら8人だけが追放処分になったことや、事件の遠因といっていい吝嗇家のオーナーが何ら処分を受けなかったことで、追放処分を受けた8人に世間の同情が集まり、「悲運の8人」(アンラッキー・エイト)と呼ばれて悲運のヒーローとして美化されていったそうで、彼ら題材にした小説や映画が多く作られたそうです。
この映画も、そんな中のひとつですね。

映画『フィールド・オブ・ドリームス』鑑賞記 その2 〜ブラックソックス事件〜_e0158128_1615647.jpg「悲運の8人」のなかで最もファンから愛されていたジョー・ジャクソンは、当時のメジャーリーグを代表する大打者で、マイナーリーグ時代に裸足でプレーしていたという逸話から「シューレス・ジョー」という愛称を持つスター選手でした。
同時代にタイ・カッブがいたため、結局一度も首位打者をとれませんでしたが、通算打率356はメジャーリーグ史上3位の高打率で、あのベーブ・ルースがバッティングフォームを手本にしたともいわれます。
打撃だけじゃなく守備も一級品だったようで、タイ・カッブは彼のことを、「メジャーリーグ最高のレフト」「彼のグローブの中で三塁打は死ぬ」と高く評価しています。
近年では、2001年にメジャーリーグ1年目のイチロー選手が、シーズン242安打という新人最多安打記録を90年ぶりに更新した際、それまでの記録保持者としてジョー・ジャクソンの名がクローズアップされていたのが記憶にあたらしいところですね。
タイ・カッブ、ベーブ・ルース、イチローなどの名前と並んで評されるほどの選手だったシューレス・ジョーことジョー・ジャクソン。
そんな彼が、32歳という若さでメジャーリーグを去らなければならなくなったことで、多くのファンの同情を集めたことは想像に難しくありません。

裁判所から出て来たジャクソンにひとりの少年ファンが、“Say it ain't so Joe!!”(嘘だと言ってよ、ジョー!)と叫んだところ、これに対してジャクソンは「ごめんよ、どうも本当らしい」と応えたという逸話は有名ですが、この話が本当なら、ジャクソンの八百長への関与を疑う余地はありません。
一方で、事件の舞台となった1919年のワールド・シリーズでのジョクソンの成績を見てみると、打率375、本塁打1、打点6、得点5、失策0と、とても八百長をしていたとは思えない数字です。
実際にジャクソン自身も後年、無実を主張していたそうですし、上述した少年との会話も、記者の捏造だと主張していたそうです。
今となっては真相は闇の中です。
私が想像するに、八百長をしたかどうかはわかりませんが、おそらくお金は受け取っていたんじゃないでしょうか。
八百長をしたかどうかを証明するのは難しく、どうあれお金を受け取った時点で「クロ」と判断されるのはやむを得なかった・・・日本のプロ野球でも、同じような事件がありましたよね。

この「ブラックソックス事件」から60年後の1989年に、メジャー通算4256安打の大記録を持つピート・ローズが、自身が監督を務めるチームの野球賭博に関与していたとして永久追放処分となりました。
ローズの場合も、野球賭博は認めたものの八百長は否定していて、事実、すべて自チームの勝ちに賭けていたと主張しています。
たしかに、その点からみれば八百長はなかったかもしれませんが、ジョー・ジャクソンと同じく、関わった時点で「クロ」と判断されるのはやむを得なかったんじゃないでしょうか。
「李下に冠を正さず」ですね。

ちなみに、ホワイトソックスはこの事件以降、1959年まで40年間ア・リーグ優勝から遠ざかり、ワールド・シリーズ制覇に至っては2005年まで86年間も遠ざかっていたことから、長らく「ブラックソックスの呪い」とささやかれていました。
日本でも、「カーネルサンダースの呪い」で27年間、日本一から遠ざかっている球団があります。
ちょっと意味が違いますが(笑)。

明日に続きます。


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by sakanoueno-kumo | 2013-06-20 16:16 | 映画・小説・漫画 | Trackback | Comments(0)