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真田丸 総評

2016年大河ドラマ『真田丸』の全50話が終わりました。今年もなんとか完走できて安堵しています。秋以降、仕事が忙しくなって起稿も遅れがちになり、ホントはもっと掘り下げたかった回もあったのですが、上辺だけ流して簡単に済ませたりしました。まあ、そこは素人の趣味でやってるブログということで、ご容赦ください。で、最後に、例年どおり今年の作品についてわたしなりに総括します。


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 主人公の真田信繁は、戦国武将のなかでもとりわけ人気の高い人物で、これまでも小説や映画、漫画などで何度もフィーチャーされ、昨今では『戦国無双』などのゲームの影響から、歴女人気ナンバーワン武将とも言われていましたが、その人気はいまに始まったものではなく、江戸時代の初期以降、つまり、大坂夏の陣で討死して以降、信繁の生涯は講談などを通してさまざまに語り継がれ、多くの伝説を生んできました。その結実が「真田幸村」です。これまで、わたしたちが知っていると思っていた信繁像は、実は、虚実とりまぜた「幸村像」なんですね。


 今回、その有名な「幸村」という名をあえて使わず、「信繁」でいくと知ったとき、これまでの幸村像を脱却した信繁の実像に迫ろうという制作サイドの意気込みだと感じました。虚像に塗り固められた幸村ではなく、本当の信繁は、きっとこんな人物だったんじゃないかと。


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 ただ、信繁という人物は、その生涯の最後の最期に大きな花火を打ち上げ、華々しく散華していっただけで、それ以前の信繁の生涯は、信用に足る史料に乏しく、ほとんど謎の人物なんですね。だから、池波正太郎『真田太平記』でも、火坂雅志『真田三代』でも、さらには、江戸時代に刊行された『真田三代
でも、そのクライマックスで幸村は活躍しますが、物語を通しての題材は真田一族です。今回も『真田丸』というタイトルは、大坂冬の陣における出城「真田丸」と、真田一族が戦国の荒波を航海する船「真田丸」をかけたものだそうですが、あくまで主人公は信繁。はたして1年間もつのだろうか・・・と、注目していました。


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 で、1年間見終えて思ったのは、やはり、信繁の物語ではなく、真田一族の物語でしたね。特に前半は父の真田昌幸が主人公といってもよく、中盤あたりも、信繁の目線で描かれた豊臣一族の物語だったり、戦国史だったりしただけで、主人公である信繁の人物像は、昌幸のような強烈な存在感はなく、どちらかといえば無味無臭な存在でした。そして物語の終盤、いよいよ信繁活躍の舞台が整ったところで、名を「幸村」と改名。ようやく主人公となったその人物像は、やはり、既成の「幸村像」だったように思います。たいへんカッコよく見ごたえがありましたが、残念ながら、真の「信繁像」とはいかなかったですね。でも、これは仕方がないことなんでしょう。もともと一次史料に乏しく、伝承レベルの逸話に頼らざるをえないでしょうから、幸村と違う真の信繁像なんて、描きようがないのでしょう。むしろ、その少ない史料と伝承を、三谷幸喜さんなりに上手く料理していたなあと思うところが多々ありました。無理やり主人公を活躍させて賛美するようなこともなく、あれだけ無味無臭なキャラに設定したことは、逆に斬新だったかもしれませんね。


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 その観点でいえば、今回、真田家の関わっていない出来事はことごとく省かれていましたね。だから、本能寺の変関ヶ原の本戦石田三成の最期も、そして、信繁落命後の大坂夏の陣の結末も描きませんでした。これも、この物語はあくまで真田家の物語だという三谷さんのこだわりだったのでしょう。これもよかったんじゃないでしょうか。これまでの作品内では、直接関係ない出来事に無理やり主人公を絡めて、ありえない活躍をさせたりすることがよくありましたが、あれって、すっごくシラケちゃうんですよね。もちろん、ドラマですからフィクションはあって当然なんですが、明らかな主人公ご都合主義の設定は、逆に物語を壊すだけだとわたしは思います。事実は小説よりも奇なりですから。その意味では、今回はそんな場面がほとんどなかった。その分、観る人によっては消化不良なところもあったかもしれませんが、わたしは、そのこだわりを評価したいと思います。


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 主人公の信繁は無味無臭なキャラでしたが、その脇を固める登場人物は、皆、かなり個性的でしたね。その最たる存在が真田昌幸で、まさに「食えない男」という比喩がぴったりなキャラでした。「表裏比興の者」と呼ばれた昌幸ですが、ドラマではそのペテン師ぶりも愛すべき存在で、今年の大河は、昌幸なくしは語れないのではないでしょうか。演じた草刈正雄さんといえば、約30年前、『真田太平記』で幸村を演じられていたことが思いだされます。あのときの幸村が、今回は昌幸を演じる。これも、古い時代劇ファンを唸らせる三谷さんの狙いだったのでしょうね。そして、それが見事にハマっていました。30年前の昌幸は丹波哲郎さんでしたが、今回、草刈さんは当時の丹波さんをかなり意識していたんじゃないでしょうか。随所でそう感じる場面がありました。いつの日か、今度は堺雅人さんが昌幸を演じる日が来たら、面白いですね。


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 その堺さんは、民放ドラマでは個性的な役が多いのに対し(過去の大河ドラマでも、『篤姫』ではかなり強烈な役でしたよね)、今回は主役でありながら個性を殺した地味な役どころで、周りの個性的な脇役を引き立てる珍しいタイプの主役でした。主役でありながら抑えた演技をするというのは、結構むずかしいんじゃないでしょうか。でも、今回はその堺さんの演技があったから、昌幸や秀吉、家康、そして淀殿といった強烈なキャラが生きたんじゃないかと思います。ド素人のわたしがプロの役者さんを評するなど、当事者の方々からすれば片腹痛いかもしれませんが、さすがは一流の役者さんですね。


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 信繁とともに全50話通して出ていたのが、兄の真田信之徳川家康、そして高梨内記の娘・きりでしたが、真田信之(信幸)役の大泉洋さんも、普段、派手な役ばかり演じてこられた役者さんですが、今回は真面目で、誠実で、いたって堅実役どころ。大泉さんのこんな役は初めて観ました。信之という人は、弟の華々しい人気の影に埋もれがちながら、実は、真田家存続に最も尽力した人で、この人がいたから真田家が生き残ったといっていいでしょう。しかし、派手な父や弟と比べて、どうしても地味な存在です。ただ、そんな兄を、弟の信繁は誰よりも尊敬し、慕っている。そして信之は、無鉄砲な弟をいつも思い、影で支援する。まさに、典型的な長男次男ですよね。今回、その信之がエピローグのラストだったのは、粋な演出でしたね。結局、真田家の未来は信之が背負ったということが描きたかったのでしょうね。


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 内野聖陽さん演じる徳川家康もよかったですね。真田昌幸・信繁の視点で描けば、家康はヒール役となるところですが、今回、三谷さんはそう描かなかった。臆病で、優柔不断で、昌幸同様、どこか憎めない愛すべきキャラでした。歴史の答えを知っている後世のわたしたちからすれば、家康=強かなタヌキ親父といったイメージになりがちですが、家康とて、迷ったり怯えたりしながら生きていたんだ、と。人間家康でした。


 そして、きりちゃん。ドラマが始まった当初、コアな大河ファンから「ウザい」とか「いらない」とか、散々な批判を浴びていたきりでしたが、物語が進むに連れてだんだんと批判の声が少なくなり、信繁が大坂城入りを迷っていたとき、「真田源次郎がこの世に生きたという証を、何かひとつでも残してきた?」と、物語の核ともいうべき台詞を吐いたことから、視聴者のきりに対する評価も一気に肯定的に変わりました。といっても、きりは最初から何も変わってなく、常に正直に思ったことを口にしていただけなんですけどね。観る側の評価が、いつのまにか変わっていった。これも、三谷さんの狙いですかね? きりの役どころは、いわば「狂言回し」で、特に時代劇においては常套手段。『真田太平記』のお江や、『竜馬がゆく』寝待ノ藤兵衛がそうですね。『真田丸』におけるきりは、信繁の幼馴染で、信繁の最初の妻であるとも親しく、おばばさまと一緒に人質になったり、豊臣家では北政所侍女となり、細川ガラシャと交流があったり、更には淀殿に付き従い、最後は千姫を徳川陣に送り届けるという、まさに脚本家にとっては便利屋ですね。でも、ただの狂言回しではなく、先述したような重要な台詞を吐く大事な役どころでもありました。長澤まさみさんも、最初の批判の嵐はきっと辛かったでしょう。お疲れさまでした。


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 あと、三谷脚本ならではのコミカルな演出ですが、これは、好きか嫌いかで分かれて仕方ないんじゃないでしょうか? 大河ドラマの重厚感が削がれるといった批判もあって然りですし、その批判を理解できなくもないです。でも、わたしは、けっこう好きでした。まあ、なかには、ここでは笑いを入れないでほしかったという場面もありましたが、概ね物語を壊すような場面での笑いはなく、箸休め的な笑いで、よかったと思いますけどね。何より、伝承レベルの俗説から昨今の新説まで、よく勉強されているなあと唸らされる場面が多々ありました。荒唐無稽な作話ではなく、綿密に調べ上げた上での設定がベースにあって、そこに味付けとして盛り込まれた笑いですから、まったく不快ではありませんでした。むしろ、三谷さんの歴史に対する敬意が伝わってきました。わたしは評価したいですね。


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 さて、そんなこんなで長々と綴ってまいりましたが、今年の大河ドラマ『真田丸』を一言で評価すれば、名作、傑作だったと思います。今世紀に入ってからの作品で言えば、わたしのなかでは、『風林火山』『軍師官兵衛』と並んで3本の指に入る作品になりました。何より良かったのは、信繁にしても昌幸にしても家康にしても、その戦う理由が自分のためだったこと。昨今の作品に共通していたのは、その戦う理由として、「乱世を終わらせるため」とか「戦のない世を作るため」といったスローガンを語らせることがほとんどで、あの台詞を聞くたびに、安っぽく感じてシラケちゃうんですよね。乱世に生きた彼らは皆、自分たちの野望を満たすため、あるいは、自家の存続と繁栄のために戦っていたわけで、決して世のため人のために戦っていたわけではありません。言うなれば、現代の企業戦士たちと同じで、自社の利益のため、家庭を守るため、自身の出世のために血眼になって働いているわけで、世の中のために働いている人なんて、ほとんどいないはずです。皆、自分たちのために働いて、その結果、世の中の繁栄に繋がっているわけで、戦国時代も現代社会も同じですよ。その意味では、今回のドラマでは、昌幸、信之は真田家の生き残りのために、そして信繁は、自身がこの世に生きた証を残すために、それぞれが自分のために生きていた。これですよ!これ! これこそが真の武士、真の男の生き様で、そこに共感し、温故知新を見ることができるんですよ。まさに、我が意を得たりでした。これ、わたし、毎年言ってきてたことですが、やっとNHKに届いたって感じです(笑)。


 とにもかくにも1年間楽しませていただき本当にありがとうございました。このあたりで『真田丸』のレビューを終えたいと思います。毎週のぞきにきていただいた方々、時折訪ねてきてくれた方々、コメントをくださった方々、本稿で初めてアクセスいただいた方々、どなたさまも本当にありがとうございました。


●1年間の主要参考書籍

『大いなる謎 真田一族』 平山優

『真田幸村と大坂の陣』 渡邊大門

『真田幸村と大坂の陣』 三池純正

『真田信繁』 三池純正

『真田丸と真田一族99の謎』 戦国武将研究会

『新装版・真田三代記』 土橋治重

『真田三代』 火坂雅志

『真田太平記』 池波正太郎

『日本の歴史12・天下一統』 林屋辰三郎

『日本の歴史13・江開府』 辻達也


●参考にしたサイト

時代考証担当 駿河台大学法学部教授黒田基樹先生の解説

時代考証担当 丸島和洋先生のツイッター



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by sakanoueno-kumo | 2016-12-24 03:49 | 真田丸 | Comments(6)  

真田丸 キャスト&プロローグ

 さて、今年の大河ドラマは『真田丸』です。「真田丸」とは、大坂冬の陣真田信繁(幸村)が築いたとされる出城のことですね。主人公はいうまでもなく、その真田信繁。たぶん、ドラマで「真田丸」が舞台となるのは後半の数話程度だと思うのですが、タイトルを『真田幸村』とせずに『真田丸』とした理由は何なのか、いまから楽しみでなりません。あと、俗称である「幸村」を使わずに、「信繁」としているところも、何か理由があるんですかね。たしかに、「幸村」というのは死後に生まれた俗称といわれ、「信繁」が正しいのですが、「幸村」の名のほうが圧倒的にメジャーですから、今でも、小説などでは「幸村」が使われることがほとんどです。脚本の三谷幸喜氏のこだわりでしょうか? 

とにもかくにも、現在発表されているキャストを見てみましょう。

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真田家
真田信繁・・・・・・・堺雅人
真田信幸(信之)・・・・・・・大泉洋
きり・・・・・・・長澤まさみ
真田昌幸・・・・・・・草刈正雄
・・・・・・・高畑淳子
・・・・・・・木村佳乃
とり・・・・・・・草笛光子
・・・・・・・黒木華
堀田作兵衛・・・・・・・藤本隆宏
佐助・・・・・・・藤井隆
高梨内記・・・・・・・中原丈雄
矢沢三十郎頼幸・・・・・・・迫田孝也
小山田茂誠・・・・・・・高木渉
真田信尹・・・・・・・栗原英雄
こう・・・・・・・長野里美
矢沢頼綱・・・・・・・綾田俊樹
与八・・・・・・・今野浩喜
武田家
武田信玄・・・・・・・林邦史朗
武田勝頼・・・・・・・平岳大
穴山梅雪・・・・・・・榎木孝明
小山田信茂・・・・・・・温水洋一
跡部勝資・・・・・・・稲荷卓央
木曽義昌・・・・・・・石井愃一
室賀正武・・・・・・・西村雅彦
出浦昌相・・・・・・・寺島進
北条家
北条氏政・・・・・・・高嶋政伸
板部岡江雪斎・・・・・・・山西惇
北条氏直・・・・・・・細田善彦
上杉家
上杉景勝・・・・・・・遠藤憲一
直江兼続・・・・・・・村上新悟
織田家
織田信長・・・・・・・吉田鋼太郎
滝川一益・・・・・・・段田安則
織田信忠・・・・・・・玉置玲央
明智光秀・・・・・・・岩下尚史
豊臣家
豊臣秀吉・・・・・・・小日向文世
茶々(淀)・・・・・・・竹内結子
北政所・・・・・・・鈴木京香
千利休・・・・・・・桂文枝
加藤清正・・・・・・・新井浩文
石田三成・・・・・・・山本耕史
大谷吉継・・・・・・・片岡愛之助
片桐且元・・・・・・・小林隆
豊臣秀頼・・・・・・・中川大志
豊臣秀次・・・・・・・新納慎也
小早川秀秋・・・・・・・浅利陽介
大蔵卿局・・・・・・・峯村リエ
徳川家
徳川家康・・・・・・・内野聖陽
阿茶局・・・・・・・斉藤由貴
本多正信・・・・・・・近藤正臣
小松姫・・・・・・・吉田羊
本多忠勝・・・・・・・藤岡弘
服部半蔵・・・・・・・浜谷健司
石川数正・・・・・・・伊藤正之

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 主人公の真田信繁役は、いま一番乗りに乗ってる堺雅人さんですね。堺さんといえば、『半沢直樹』『リーガル・ハイ』など大ヒット作を次々と生み出す超人気役者さんとなりましたが、元はNHK朝ドラで出てきて、『新選組!』山南敬助役や、『篤姫』徳川家定役で人気が出た方。いうなれば、大河ドラマで叩き上げた人といえます。近年、大河初出演にして初主演という方がずっと続いてましたから、久々の叩き上げ俳優さんに期待は高まります。

 兄・信幸(信之)大泉洋さん、父・昌幸草刈正雄さんですね。信之は寡黙で真面目なイメージがあるのですが、大泉さんで大丈夫でしょうか(笑)。また、昌幸は権謀術数に長けた人物で、面の皮の厚い策士というイメージですが、草刈さんといえば、寡黙でクールな昌幸になりそう。信之と昌幸、イメージ的にはですよね。

 その信之の正妻・小松姫は、いま売れに売れてる吉田羊さんが演じられるようですね。犬伏で信幸と別れた昌幸と信繁を、沼田城に入れなかったと言われれる気の強い小松姫、ピッタリですね。一方、信繁の妻役の方が発表されていないようです。まあ、信繁の妻は大谷吉継の娘ということ以外、名前すらわかっていませんから、本作ではあまり重要なポジションじゃないってことでしょうか? 代わりに、信繁の生涯に深く関わる女性として、きりという架空の人物がキャスティングされ、長澤まさみさんが演じられるようです。あと、三谷作品常連組の顔もたくさん見られますね。

 信繁、昌幸の宿敵といえば徳川家康。今回は内野聖陽さんが演じられます。内野さんといえば、『風林火山』で主人公の山本勘助を演じられた大河主役経験者ですが、堺さんと同じくNHK朝ドラで名前を売って、叩き上げてきた方。信繁vs家康は、叩き上げvs叩き上げ、売れっ子vs売れっ子、実力派vs実力派、インテリ(早稲田)vsインテリ(早稲田)。いや~、実に楽しみですね。

 昨年の『花燃ゆ』は、大河ドラマ史上最もマイナーな人物が主人公だったため、批判の声も多く視聴率も伸びませんでしたが、今年の真田信繁は、歴史上の人物のなかでも常に人気上位に名前があがる人物。高視聴率男の堺さんということもあって注目度は高いと思いますが、そのぶん、描き方次第では、厳しい批判に晒される可能性も少なくありません。ファンは、確固たる信繁像を持ってますからね。制作関係者の方々は心して臨んでほしいものですが、まあ、三谷さんはその辺はわかっているでしょう。ただ、三谷さんということで、間違ってもコミカルな描き方だけはしないで欲しいと思います。『新選組!』のとき、前半、ちょっと三谷ワールドの雰囲気が感じられて、違和感を覚えた記憶があります。大河には大河の世界観がありますからね。

 とにもかくにも、また今年も1年間お付き合いいただけたら幸いです。
 楽しみましょう。


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by sakanoueno-kumo | 2016-01-05 14:23 | 真田丸 | Comments(4)