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映画『ボヘミアン・ラプソディ』鑑賞記

映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。

わたしは特にクイーンのファンだったというわけではないのですが、洋楽に目覚め始めた中学から高校時代、友人に勧められて最初に聴いたアルバムがクイーンの『グレイテスト・ヒッツ』でした。

その後、ハードロック、ヘヴィ・メタル系にハマっていったので、そこからクイーンの他のアルバムを聴き込むということはなかったのですが、わたしにとっては、洋楽ロックの入口といっていいバンドでした。

加えて、現在51歳のわたしら世代にとって、LIVE AIDはリアルタイムの観た伝説のステージで、クイーンのパフォーマンスもハッキリ覚えています。

これは、観に行かないわけにはいかないかな、と。




ネットやラジオなどで聞く前評判は絶賛の嵐で、こういう場合、ハードルが上がりすぎて期待はずれになることが多いのですが、その心配はなかったですね。

素晴らしい作品でした。

音楽はもちろん、脚本も、構成も、カメラワークも、キャスティングも、全て見事だったと思います。

4人とも、よくこんな似たキャスティングができましたね。

フレディ・マーキュリーももちろんですが、ブライアン・メイ激似でしたね。

ギターの弾き方までそっくり。

ずいぶん研究したんでしょうね。

ロジャー・テイラーの甘いマスクもそっくり。

ジョン・ディーコンは時代時代で髪型が変わるのですが、その変化も忠実に描かれていました。

フレディのコアなファンからすれば、フレディが生き返ってきたように感じられたんじゃないでしょうか。


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まず、いきなりオープニングで映画配給元の20世紀フォックスのファンファーレが、エレキギターで演奏されます。

これが、ブライアン・メイのレッド・スペシャル(ブライアンと父親が100年前の暖炉の木材で作ったという伝説の名器)の音なんですよね。

これで、もう掴みはオッケー!

物語は1985年のLIVE AIDの会場、ウェンブリースタジアムのステージに向かうフレディの後ろ姿から始まり、その後、舞台は1970年にフィードバック。

そこからバンド結成成功までのサクセスストーリー、黄金期、迷走、分裂の危機などを乗り越え、再びLIVE AIDのステージで集結するというストーリー。

フレディ・マーキュリーというナイーブな奇才の孤独な苦悩を基軸に描いた伝記映画です。

クイーンの映画というより、フレディの伝記映画といったほうがいいでしょうか。

クイーンは決してフレディのワンマンバンドではなかったと思いますが、いい意味でも悪い意味でも、フレディの生涯は数奇な人生だったといえるでしょうから、彼を中心に描かないと物語になりません。


バンド結成時のエピソードなどは、どこまでが実話でどこからがフィクションなのかはわたしにはわかりませんが、車を売って初めてレコーディングした話や、ドラムにコインや酒をばら撒いて叩いたり、ギターアンプを振り子のように揺らしてみたり、たぶん、初期の頃はあんな風に音楽作りを楽しんでいたんでしょうね。

映画作りにはブライアン・メイとロジャー・テイラーが関わっているそうですから、たぶん、本当の話なんでしょう。

その後、ビッグになっていくに連れ、楽しみが苦しみに変わっていく

これはきっと、他のアーチストたちも同じ道なんでしょうね。

少し残念だったのは、バンド結成時のエピが少なかったこと。

あっという間にビッグになった印象でした。

まあ、映画の尺もあるから仕方がないのでしょうが。


それから、ビッグになってからのフレディの豪遊ぶりも、実際にはもっとえげつないものだったでしょうし、凋落ぶりも、きっと、もっと見るに耐えないものだったでしょう。

バンド内の確執も、きっとあんなもんじゃなかったでしょうね。

でも、そこはマイルドに描かれていましたね。

まあ、あまりそこに深く踏み込みすぎると、きっと観てて不快なものになるでしょうから、映画としては、あれぐらいでいいのでしょうね。

ただ、細かいことをいえば、フレディがメンバーを裏切ってソロ活動の契約をしたことで、分裂の危機が生じたように描かれていましたが、実際には、他のメンバーも同じくソロ・アルバムを出しています。

たぶん、この時期、メンバーみんながクイーンに疲れていたんじゃないでしょうか。

フレディひとりのわがままのように描かれていたのが、ちょっと気の毒でしたね。

無粋なことをいうようですが。


でも、それもこれも、ラストのLIVE AIDのステージでぶっ飛びました。

なんですか?・・・あれ。

そのまんまじゃないですか!!

フレディのパフォーマンスも、ステージのセットも、ピアノの上に置かれたペプシコーラまで、全てデジャブでした。

音も、たぶん実際の音源に映像をあててるんでしょうね。

すごいですね。

リアルタイムで観たLIVE AIDのステージでは、フレディたちのそれまでの紆余曲折を知らずに観ていましたから、「ああ、クイーン久しぶりだな」程度の感想でしたが、映画でのそれは、そこに至る彼らの苦悩や葛藤を重ねて観たので、あるいは30年前の本物のステージより心に響いたかもしれません。

これが、まさに音楽の力でしょうね。

このステージの映像だけでも、この映画を観てよかったな、と。

それも、映画館で観てよかったな、と。



クイーンのファンは当然もう観たでしょうが、とくにクイーンのファンではなかった人、クイーンを知らない今の若い人たちも、ぜひ観てほしい作品です。

きっと、心を揺さぶられます。


追記。

メアリー役の女優さん、美人だったなあ。


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by sakanoueno-kumo | 2018-12-09 00:41 | 映画・小説・漫画 | Trackback | Comments(6)  

大トリ松田聖子さんの歌唱力の衰えにショックを受けたNHK紅白歌合戦

年が明けて1週間が過ぎましたが、年末年始はほとんどゆっくりできる時間がなく、今頃ようやく録り溜めた正月TVを観はじめました。

といっても、録画した番組の半分以上は、毎年けっきょく観ずに削除することになっちゃうんですけどね。

あまり面白い番組もないですしね。

見るともなしに観ていたらそれなりに楽しめるものの、録り溜めてまで観ようというほどのものでもない。

むかしは、大晦日から正月三が日の間はTVが楽しみだったのに(大昔かな?)、今は正月といっても、普段やってる人気番組の拡張版ばかりで、1年に一度しか観られないという番組は少なくなっちゃいましたもんね(新春かくし芸大会なんて、いつ頃なくなっちゃったんでしょう?)。

そんななか、数少ない1年に一度しか観られない番組『NHK紅白戦』を、昨夜ようやく観ました。

『ガキ使』もいいですが、わたしらオジサン世代は、なんとなく今でも紅白を観て年越しを味わいたいという思いもあるんですよね(1週間遅れで観ておきながらいうのもなんですが)。

といっても、4時間半もベッタリ観るのは無理だし、観ても若いアーチストはわからない人のほうが多いので、適当に早送りでとばしながら、

「ジャニーズとAKBとEXILEの仲間でどんだけおんねん!」とか、

「演歌歌手の後ろで視聴率稼ぎにアイドルを躍らせるのって失礼とちゃうん!」とか、

「なんでメドレーばっかやねん!1曲ちゃんと歌ったほうがええやろ!」など、

好き勝手なことをボヤキながら観ていたのですが、わたしの一番のお目当ては、何と言っても大トリの松田聖子さん。

10代の頃めちゃめちゃファンでしたし、わたしと同じ世代のオジサンたちにとっては、やっぱ永遠のアイドルです。

しかも、今回の歌は『赤いスイートピー』で、この曲は、聖子ファンのみならず好きだという人が多い名曲ですよね。

はっきり言って、聖子ちゃんだけ視聴できたらそれでよかったのですが、中学生の娘と一緒に観てたので、仕方なくジャニーズも観ていたわけで・・・。

で、白組トリのマッチの歌が終わって、お待ちかねのイントロが始まったのですが・・・・。

「ん?・・・低い?」

「え?・・・そう?」

「いや!間違いなく低い!キー下げてる?」

「まさか?!・・・聖子はそんな必要ないやろ!」

「でも低いで!・・・それも、だいぶ低い!・・・半音とかのレベルとちゃう!」

すぐさまユーチューブ原曲を聴いてみると、やはり1音低いキーで歌ってました。

ショックでしたね。

ベテラン歌手が加齢による衰えでキーを下げるというのは珍しい話ではありませんが、まだ50歳過ぎの聖子さんのそれは、やっぱショックでした。

半音ならまだマシですが、1音も下げると、歌のイメージがずいぶん変わっちゃいますからね。

絶対音感などない素人でも、なんとなく違和感を覚えるものです。

ましてや、聖子さんの場合は、あの透きとおったハイトーンボイスが魅力なわけで・・・。

また、たしか昨年の紅白のときも思ったことですが、あの演歌歌手のような溜めた歌い方も、なんとかならないものかと・・・。

たぶん、声の伸びが悪くなったため、声に助走をつけようとしてああいった歌い方になるのだと思いますが、それがあまりにも耳について、違和感を覚えた人がたくさんいたんじゃないでしょうか?

あと、あの必要以上に大げさなヴィブラートも・・・。

音域が狭くなった分をテクニックでカバーしようという意図なのでしょうが、でも、それがかえって歌唱力の低下を感じさせる結果となっているように思えてなりませんでした。

ガッカリでしたね。

スポーツ選手が年とともに衰えるように、どんな一流シンガーでも、加齢による歌唱力の衰えは避けられないものなんだろうとは思います。

マライア・キャリーなんて、聖子さんよりずいぶん若いのに、劣化が甚だしいですもんね。

一方で、シンディ・ローパーなどは、60歳を過ぎてもあのハイトーンボイスは健在ですし、先日の紅白の出場歌手を見ていても、石川さゆりさんなんて、あの高い『津軽海峡冬景色』原曲キーそのままで歌ってましたしね。

個人差はあると思いますが、聖子さんの場合、まだまだ衰えるのは早いんじゃないかと。

彼女に何があったんでしょう?




そんなこんなで、大きなショックを受けた今年(昨年)の紅白でした。

がんばれ! 聖子ちゃん!



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by sakanoueno-kumo | 2016-01-07 23:29 | 芸能 | Trackback | Comments(4)  

ジョン・レノンの命日と太平洋戦争開戦記念日に思う。

今日12月8日は、ジョン・レノンの命日です。
あの忌まわしい射殺事件から34年もの歳月が過ぎたんですね。
先日、わが家の中1の娘が、どこで覚えたのか「イマジン」を口ずさんでいるのを耳にしました。
聞けば、若いアーチストのカバーバージョンを聴いて好きになったのだとか。
あらためて、ジョンの歌が世代を超えて歌いつがれていることを知りました。



一方で、同じく今日12月8日は真珠湾攻撃の日。
いわゆる開戦記念日でもあります。
もちろん、単なる偶然にすぎない2つの記念日ですが、これを偶然とするかしないかは、その人次第ですね。
たぶん、歌詞の意味を知らずに歌ってたであろう娘に、今夜、教えようと思います。
わたしにとって12月8日は、そういう日です。

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by sakanoueno-kumo | 2014-12-08 11:12 | 日常 | Trackback | Comments(2)  

心に残る名曲 No.15 『Falling In Love With You』ゲイリー・ムーア

ソチオリンピックが終わって10日以上が経ちましたが、いまだテレビやラジオではその話題が尽きることなく、連日のように凱旋したメダリストたちの動向を報じています。
たぶん、メダリストたちはいま、普通に街を歩けないんじゃないでしょうか?
オリンピック前からスターだった人もいますが、今回で一気に名前と顔が売れた選手は、嬉しい半面、そろそろ疲れが出てきてる頃なんじゃないかと想像します。
とくに、このたび唯一の金メダリストである男子フィギュアスケートの羽生結弦選手の注目度はたいへんなことになってるようですね。
彼は、さっそく日本を脱出しちゃったとか。
さもありなんですね。

その羽生選手への注目度は、彼自身だけにとどまらず、史上最高得点を叩き出したSPの演技に使われていた曲『パリの散歩道』にも集まっているようで、あれ以降、ラジオやテレビからも頻繁に流れてきます。
ユーチューブの再生回数もうなぎのぼりだそうで、着うたダウンロードの洋楽部門で1位となり、CDのアンコールプレスも決定したとか。
金メダル効果というのはスゴイものです。
この曲を作曲、演奏しているのは、3年前に58歳という若さでこの世を去ったゲイリー・ムーアですね。
わたしら世代のヘヴィ・メタル好きにとって彼は、エドワード・ヴァン・ヘイレンと並び称される伝説の名ギターリストです。
彼の“泣きのギターソロ”は、ハートにビンビン響くんですよね。
泣くんですよ!ギターが!
羽生くんの演技とは別に、ゲイリーのギターの音色を懐かしんでいたオジサン、オバサンがたくさんいたんじゃないでしょうか?

で、今日はそのゲイリー・ムーアの曲を紹介したいと思うのですが、このたび有名になった『パリの散歩道』は、実はわたしにとってはそう思い入れのある曲ではありませんで、今日紹介するのは、わたしが高校時代にめちゃめちゃ聴き込んだアルバム『大いなる野望』の中から、バラード曲
『Falling In Love With You』(日本語題名:想い焦がれて)です。




1982年に発売されたこのアルバム『大いなる野望』は、日本で爆発的な大ヒットを記録した名盤で、この曲はA面のラスト・ソング(A面というひびきが懐かしい?)。
この曲は切ないバラードですが、これぞヘビメタといった重厚感のある曲ももちろん入っていて、そのマシンガンピッキングと称された超速弾きの激しいギターソロと、バラード曲の切ない泣きのギターソロの落差がたまんないんですよね。
激しい曲のなかにも、美しいメロディラインがある・・・ゲイリーの魅力がいっぱい詰まった傑作アルバムです。
羽生選手のおかげで、ひさびさに聴きたくなりました。
といっても、レコードカセットももうないし、CDは持ってないし・・・。
このたび『パリの散歩道』が大注目となりましたが、ゲイリーといえば、わたしはこのアルバムだと思います。
『パリの散歩道』ではじめてゲイリーに興味をもった方は、ぜひこのアルバムを一度聴いてみてください。


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by sakanoueno-kumo | 2014-03-07 20:04 | 音楽 | Trackback | Comments(0)  

やしきたかじんさんの逝去を悼む。思い出の曲『明日になれば』

やしきたかじんさんが亡くなられました。
関西のテレビやラジオでは、今日は朝からずっとその話題でした。
朝、家を出るとき少しだけ観ましたが、全国ネットのワードショーでもかなり時間を割いて取り上げていましたね。
以前の稿でも書いたとおり(参照:やしきたかじんさんに見る、“東京嫌い”を痛快に思う関西人。)、頑なに東京のメディアに出ることを嫌っていたたかじんさんでだったので、東京出しの番組では大きく取り上げられないと思っていたのですが、意外でした。
私の仕事場では1日中ラジオをつけているのですが、今日はずっとその話題で、夜には2時間の追悼番組が組まれていました。
関西の芸能界にとっては、大きな大きな損出ですね。

「関西芸能界のドン」「浪速の視聴率男」などと名高く、「たかじん」の冠がつくテレビ番組を多く持つ大物MCのたかじんさんでしたが、わたし個人的には、ずっと昔の、売れる前の彼が大好きでした。
10歳代の頃、ラジオの深夜放送にどっぷり浸かっていたわたしは、そこで過激に吠えていたたかじんさんのラジオのヘビーリスナーでした。
『MBSヤングタウン』桂三枝(現・六代桂文枝)のサブとして出ていた頃から、そしてその後同番組のメインパーソナリティとして岩崎宏美さんとやっていた頃、あと、番組名は忘れましたが、同じく売れない頃の笑福亭鶴瓶さんとやっていた番組なんか、めちゃめちゃ面白かった・・・。
しばらくして昼間のラジオ帯番組『聞けば効くほどやしきたかじん』を始めたころも、わざわざ録音して聞いていたほどです。
その後ブレイクしてテレビの人となりましたが、わたしにとってたかじんさんは、学生時代のラジオから聞こえる声の人です。
もう、あの濁声を聞けないと思うと、残念でなりません。

昨日のちょうど今ごろの時間、仕事場のラジオで訃報を知りました。
いまもまだ仕事場ですが、なんとなく落ち着かずにパソコンの前にいます。
言いたいことがまとまっていません。
ただ、残念でならない思いと、届くはずのない若き日のお礼の気持ちを込めて起稿しています。
本当に惜しい人を亡くしました。

最後に何かたかじんさんの曲を・・・と思って、あれこれ考えましたが、私のいちばんの思い出の曲は、いわゆるヒット曲ではなく、深夜放送のパーソナリティの頃、ラジオで「売れたい、売れたい」と言っていた頃の歌、『明日になれば』です。



ラジオでこの歌を岩崎宏美さんと一緒に歌っていたのが、昨日のことのように思い出されます。
心より心より、深く深く、ご冥福をお祈りします。


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by sakanoueno-kumo | 2014-01-08 23:33 | 芸能 | Trackback | Comments(0)  

心に残る名曲 No.14 『愛しき日々』 堀内孝雄

大河ドラマ『八重の桜』が、前半の最大のクライマックスである会津戦争のくだりに入っていますね。
前話では、あの白虎隊の悲劇が描かれました。
白虎隊といえば、滅びゆく会津藩の象徴的存在となっていて、これまでも数々のドラマなどで描かれてきましたが、わたしのなかで強く印象に残っているのが、昭和61年(1986年)の年末時代劇として放送された、6時間の超大作『白虎隊』です。
当時、わたしは19歳で、いまほど歴史小説などにハマっていたわけでもなく、会津戦争についても、通り一遍の知識しかありませんでした(幕末史というと、どうしても薩長目線で描かれた作品のほうが多いですしね)。
そんななか、はじめて滅びゆく側からの視点で幕末史を見たのがこの作品でした。
若かったせいもあってか、実に感動したのを覚えています。
で、本日紹介する思い出の名曲は、そのドラマ『白虎隊』の主題歌だった、堀内孝雄さんの『愛しき日々』です。



ドラマの影響というのは実に大きいもので、以後わたしは、白虎隊といえばこの曲を思い出しますし、会津藩と聞けばこの歌が頭の中に流れます。
作詞は小椋佳さん、作曲は堀内孝雄さんですが、はじめからドラマの主題歌として作られたのか、それとも先にこの歌があった上で主題歌として使われたのかわかりませんが、
歌詞の内容があまりにもドラマと、いや幕末における会津藩とマッチしすぎてるんですよね。

♪ かたくなまでのひとすじの道 愚か者だと笑いますか ♪

これ、会津藩の無念を代弁してるとしか思えないですよね。

♪ 生まじめ過ぎた真っすぐな愛 不器用者と笑いますか ♪

これもまた、幕府孝明帝のために忠節を貫いた松平容保の姿とラップします。

♪ ひたすら夜を飛ぶ流れ星 急ぐ命を笑いますか ♪

これは、飯盛山で自刃する前夜の白虎隊士たちのことでしょうか?
白虎隊の少年たちの純粋無垢な忠義の精神は胸を打つものがありますが、後年かれらの行動は忠君愛国の模範のように称えられ、教育に利用され、やがては特攻隊などに繋がっていったことを思えば、必要以上に美化されるのも抵抗を感じますね。
自国を愛する心は美しくても、美しい戦争などありません。
参院選を目の前に憲法改正の論調がますます激しくなってきましたが、わたしも改正することを否定はしませんが、よくよく議論を交わして慎重に行なってほしいものです。

♪ 愛しき日々の儚さは 消え残る夢 青春の影 ♪

若者たちの愛しき日々が儚く終わることのないよう・・・。



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by sakanoueno-kumo | 2013-07-06 00:52 | 音楽 | Trackback | Comments(0)  

心に残る名曲 No.13 『旅姿六人衆』 サザンオールスターズ

サザンオールスターズ活動再開が発表されましたね。
当ブログでも何度かお話したことがありますが、私は35年前のデビュー当時からサザンの大大大大大ファンでして、この度の復活はとにかく嬉しい限りです。
2008年の夏に無期限の活動休止に入ったサザンでしたが、あのときの彼ら言う「無期限」という言葉のニュアンスからして、こんなに早く再開されるとは思っていませんでした。
あるいは、今後再開する日は訪れないんじゃないかとすら思ったりもしてて・・・。
おそらく、桑田佳祐さんの病気東日本大震災など、活動休止に入る前には想像だにしていなかった出来事が次々に起こり、そんな濃密な5年間が、この度の再開につながったのでしょうね。
この夏は全国5ヵ所で野外スタジアムツアーを行うそうですが、予定を見みてみると、わがまち神戸があるじゃないですか!!!(おそらく、宮城と同様、被災地の活性化という彼らのメッセージが込められているのでしょうね)。
チケットが手に入れば、ぜひ行きたいですね。

で、今日は久しぶりにサザンの曲を紹介しましょう(サザンの曲はユーチューブにはあまり見当たらないんですけどね)。
昭和58年(1983年)、私が高校2年生の夏にリリースされたアルバム『綺麗』のラストに収録されている曲、『旅姿六人衆』です。



なぜこの曲を選んだかというと、ある時期からこの曲はサザンのライブでは演奏されなくなった曲で、おそらくこの夏のツアーでも演奏されないだろうと思ったからです。
タイトルの『六人衆』とは言うまでもなくサザンのメンバーたちを指し、全国のライブツアーを回る彼ら自身の旅姿を歌った曲なんですが、いまのサザンは「五人衆」で、ひとり足りません。
そう、リードギターの大森隆志さんが2001年に脱退して以降、演奏されてないんですね。

私は5年前にサザンが無期限活動休止に入ったとき、もし再び活動する日が来るとすれば、そのときは、きっと大森氏も加えた六人衆での復活だと思っていました。
ところが、残念ながら今回も五人衆でしたね。
きっと、今回のツアーでもこの曲が演奏されることはないでしょう。

大森氏が抜けた理由は様々な憶測が囁かれていますし、その後の彼の行動を見ても、決して褒められたものではなく、再びサザンのメンバーとしてステージに立つことは難しいのかもしれません。
でも、ロックバンドにとってリードギターは要のパートでありながら、大森氏が抜けたあとギターの新メンバーを補充していないことから見ても(レコーディングやツアーは、ずっと助っ人対応)、「サザンのリードギターは大森氏以外にあり得ない」という、残った五人衆の意思表示なんじゃないでしょうか。
いつでも帰ってこれるように、ずっと場所を空けているのかなあ・・・と。

いつの日か、サザンのステージで『旅姿六人衆』が演奏される日の来ることを願ってやみません。


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by sakanoueno-kumo | 2013-06-26 16:12 | 音楽 | Trackback | Comments(0)  

心に残る名曲 No.12 『ヴァージニティー』 レベッカ

久しぶりに「思い出の曲」シリーズです。

20歳前後の一時期、めちゃめちゃレベッカにハマっていた時期ありました。
圧倒的な声量のボーカル・NOKKOの魅力と、激しいロック調のビートでありながら、切ないメロディラインの曲が多くて、当時としては結構新鮮なバンドでしたよね。
女性ボーカリスト1人に男性の演奏メンバーというスタイルも、いまでこそたくさんいますが、レベッカが先駆けだったんじゃないでしょうか?(その後、DREAMS COME TRUEリンドバーグなどが出てきて、いまのいきものがかりなどに繋がっていくんですね)
ロックを歌う女性ボーカリストというのも、ソロを含めてもあまりいなかったと思います。

レベッカといえば、誰もが最初に思い出すのは出世作の『フレンズ』だと思いますが、私の一番の思い出の曲は、初めて聴いた曲、『ヴァージニティー』です。



この曲はセカンド・アルバム『Nothing To Lose』のオープニング曲で、デビュー2曲目のシングル曲でもあります。
この1年後に『フレンズ』が大ヒットして一気にメジャーになりますが、私は、世間にまだあまり知られてなかったこの曲の頃からファンでした(これ、プチ自慢です)。
初めてNOKKOの歌声を聴いたとき、正直ぶっ飛びましたね。
まさしく、ジャパニーズ・シンディーローパーだ!!!・・・と。
このアルバムと、翌年に出たサード・アルバム『WILD & HONEY』は、私の中ではいまでも心の名盤として深く刻まれています。

この『ヴァージニティー』の歌詞の意味は、そのタイトルどおり、ロストバージンを歌ったものでしょう。
キュートな女性ボーカリストがこのような歌詞を歌うことも、結構ショッキングでした。
この曲はNOKKOの作詞ではありませんが、彼女の書いた歌の中にも、結構どぎつい内容の歌があるんですよね。
これも、当時としてはあまり例がなかったように思います。
ネットで調べてみると、この歌詞の意味を「処女を奪われ自殺した女の子の歌」と解説する人もいるようですが、たしかにとりようによってはそう解釈できなくもないですが、たぶんそれは深読みしすぎでしょうね。
おそらくそのイメージは、『フレンズ』が主題歌で『ヴァージニティー』が挿入歌として使用された、このドラマのこのシーンから来るものでしょう。↓↓↓



のちにビックになったミュージシャンたちで、レベッカに影響を受けたと語る人はたくさんいるんですよね。
NOKKOの歌声だけじゃなく、楽曲としてクオリティが高かったということだと思います。
ホントいま聴いてもぜんぜん古くないですね。


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by sakanoueno-kumo | 2013-06-13 20:39 | 音楽 | Trackback | Comments(0)  

心に残る名曲 No.11 『セパレイト・ウェイズ』 ジャーニー

今月は、野球ファンにとって4年に一度のお楽しみ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)月間でしたが、われら日本代表のサムライジャパンは惜しくも3位という結果に終わりましたね。
大会3連覇の夢が潰えて残念でしたが、ともあれ一生懸命戦った代表選手の面々には、心から拍手を送りたいと思います。
オリンピックでもそうですが、やはり日の丸を背負った戦いは見ていて興奮しますね。

そんなサムライジャパンの激闘を演出していたのが、WBC公式テーマソングになっている、ジャーニー『セパレイト・ウェイズ』でした。
たしか、4年前の第2回大会でもこの曲が使われていましたよね(第1回はどうだったか覚えていないのですが)。
ワイルドな曲調とサムライジャパンの漲る闘士が重なって、めちゃめちゃカッコよく感じたのは私だけでしょうか。



この『セパレイト・ウェイズ』という曲はアメリカのロックバンド・ジャーニーの大ヒット曲で、1983年にリリースされてプラチナディスクとなったアルバム『フロンティアーズ』の1曲目に収録されている曲です。
当時、私は高校生で、ジャーニーの大ファンでした。
ハードロックなのに美しいメロディーラインの曲が多く、ボーカル・スティーブ・ペリーの透き通った歌声がたまんないんですよね。
1981年に全世界で1000万枚を売り上げたアルバム『エスケイプ』を聞いてジャーニーのファンになり、次のアルバム『フロンティアーズ』のレコードを買って、ワクワクしながら針を落とした瞬間、全身に電流が流れるほどシビレたのが、この『セパレイト・ウェイズ』のシンセサイザーのイントロでした。
ああいう感動って忘れられないんですよね。

私は学生時代、陸上部に所属していましたが、大会前には必ず気持ちを高めるために、ウォークマンでこの曲を聞いていました。
だから、私にとってこの曲は戦闘モードの曲、WBCのテーマソングとしてはピッタリの曲なんです。
ただ、実はこの曲の歌詞は、別れた彼女への思いを歌ったラブソングなんだそうで・・・(笑)。
英語がわかる人や外国人の方々からすれば、サムライジャパンのバックに流れるこの歌は、なんともミスマッチな歌詞なんでしょうね。

WBCのテーマソングとしてでしかこの曲を知らない若い世代の方々は、ぜひ一度とおして聴いてみてください。


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by sakanoueno-kumo | 2013-03-26 22:13 | 音楽 | Trackback | Comments(11)  

心に残る名曲 No.10 『コバルトの季節の中で』 沢田研二

1960年代の歌謡界に一世を風靡した双子姉妹デュオ・ザ・ピーナッツのお姉さん、伊藤エミさんが亡くなられたそうです。
謹んで哀悼の意を表します。

ザ・ピーナッツといえば、卓越した歌唱力とハーモニーの美しさでJポップス史に燦然と輝く名デュオで、『恋のバカンス』『恋のフーガ』などのヒット曲は今でも多くのシンガーにカヴァーされ、時代を超えて語り継がれている昭和の歌姫姉妹です。
「♪モスラ~ヤ♪モスラ~♪」のエキゾチックなハーモニーは印象深いですよね。
ただ、1967年生まれの私は、ザ・ピーナッツの全盛期をリアルタイムでは知らず、ヒット曲などもすべて後年に覚えたものなので、私にとって伊藤エミさんといえば、沢田研二さんの元奥さんといった印象の方が大きいですね。
というのも、私は小中学生の頃、ジュリーの大ファンでしたから。
当時、私は小学生でしたが、アイドルの恋愛はご法度とされていた時代に、その当時のトップアイドルだったジュリーが、全盛期を過ぎた7歳も年上のオバサン歌手と結婚するという発表に驚いたものです(子供の率直な感想なのでお許し下さい)。
でも、それで人気が落ちてしまうかもしれないなんてことにまったく頓着せず、自分の気持ちを素直に貫いたジュリーの姿勢を、子供ながらにカッコイイとも思ったものです。

で、この度の伊藤エミさんの訃報をうけ、ザ・ピーナッツの曲を何か1曲あげようかと考えたのですが、上述したように世代的にリアルタイムではないので、彼女たちの歌に取り立てて思い出はありません。
そこで、無理矢理ではありますが、私の好きな沢田研二さんの曲を1曲紹介したいと思います。
ジュリーとエミさんが結婚された翌年のヒット曲、『コバルトの季節の中で』です。



この曲が発売されたのは1976年で、この前年の75年に発売されたのがジュリー最大のヒット曲『時の過ぎゆくままに』で、この翌年の77年に発売されたのが、日本レコード大賞受賞曲の『勝手にしやがれ』と、ジュリーの代表曲ともいえる2つの大ヒット曲の狭間の年に発売されたのがこの曲で、ジュリーの曲の中では比較的地味な存在の歌です。
その曲調も、他のジュリーの歌のような派手さはなく、どちらかと言えば地味な、落ち着いた雰囲気の爽やかなラブソングで、ジュリーのシングル曲の中では異質な存在といっていいでしょうか。
でも、私はこの曲が好きなんですよね~。
なんて言うか、優しい気分になれるんです。

この前年に結婚したジュリーでしたが、その直後に若気の至りで2度の暴力事件を起こし、一時期自主的に謹慎生活を送ります。
その謹慎が解けて発売されたのが、この曲だったと記憶しています。
この曲を作曲したのはジュリー自身で、いろんな意味で自分を見つめ直し、再出発の思いを込めて作った曲かもしれませんね。
当時、テレビでジュリーを見ない日はないと言われたほどの売れっ子だった彼にとっては、想像するに、皮肉にもこの謹慎期間中がはじめてのエミさんとの夫婦水入らずの時間だったのではないでしょうか。
あるいは、この優しいラブソングは、新妻のエミさんのために歌った曲だったかもしれません。

そんな思いもあって、今日はこの歌を聞きたくなりました。
のちに離婚してしまう二人ですが、おそらく2人が幸せだったであろう頃の歌です。

♪ あなたを見失いたくないのです ♪

あらためて、伊藤エミさんのご冥福をお祈りします。


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by sakanoueno-kumo | 2012-06-28 23:55 | 音楽 | Trackback(1) | Comments(4)