人気ブログランキング |

タグ:嵯峨天皇 ( 2 ) タグの人気記事

 

山崎合戦のまちを歩く。 その9 「油祖離宮八幡宮」

JR山崎駅の南側に、離宮八幡宮があります。

門前にある神社の縁起によると、貞観元年(859年)に清和天皇(第56代天皇)が九州は大分の宇佐八幡宮より大安寺の僧行教が勧進したといい、淀川を挟んで対岸にある石清水八幡宮はここから分祀されたもので、石清水の名はこの地に涌き出ている霊泉『石清水』に因んだとしています。


e0158128_21130211.jpg

その後、嵯峨天皇(第52代天皇)の離宮「河陽(かや)離宮」跡であったので、社名を離宮八幡宮としたそうです。


e0158128_21151030.jpg

離宮八幡宮は、わが国におけ製油発祥地とされ、「油祖」の称号をとして知られます。

平安時代の後期(貞観年間)、時の神官が神示を受けて「長木」という搾油器を発明し、荏胡麻(えごま)油の製油を始めたところ、次第にこの業が全国に広まり、離宮八幡宮は朝廷より「油祖」の名を賜ったそうです。


e0158128_21163020.jpg

境内には、「本邦製油発祥地」と刻まれた石碑があります。


e0158128_21172243.jpg

油脂販売業者の店頭標識だそうです。


e0158128_21181056.jpg

こちらは油祖像だそうで・・・。


e0158128_21201272.jpg

山崎の油の関係は、司馬遼太郎氏の小説『国盗り物語』にも出てきますね。

素浪人から山崎の油商人となり、その冨と策略を駆使してついには美濃国主となった「美濃の蝮」こと斎藤道三の物語で、離宮八幡宮が油の専売特許を持ち、「油座」として栄えていた当時の様子がわかりやすく描かれています。


e0158128_21252354.jpg

やがて、楽市楽座を推し進めた織田信長が室町幕府を倒したことにより、独占販売の特権を持つ「座」のシステムが崩壊し、油のまち山崎も衰退していきました。

しかし、それ以後も、離宮八幡宮は油の神様として、全国の油商人から崇敬されていたそうです。

e0158128_21252656.jpg

幕末の「禁門の変」時には、周りの民家とともに焼失し、明治9年(1876年)には鉄道の開通により、その敷地は大幅に縮小されました。

現在の社殿は昭和初期に再建されたものだそうです。

その社殿には「崇敬発起人」として日本製油・カネダ・吉原製油・昭和産業・豊年製油・味の素・日本油脂など、日本の製油大企業の名が連なっています。




このシリーズの記事は、こちらから。

  ↓↓↓

山崎合戦のまちを歩く。



ブログ村ランキングに参加しています。
よろしければ、応援クリック頂けると励みになります。
   ↓↓↓


by sakanoueno-kumo | 2016-07-15 18:42 | 山崎合戦ゆかりの地 | Trackback | Comments(0)  

徹夜仕事明けで迎えた2016年、新年のご挨拶。

新年あけましておめでとうございます。
と、当ブログでは毎年、この挨拶でスタートしていたのですが、実はこれ、間違いだそうですね。
明けたのは「新年」ではなく「旧年」であり、「新年」「あけまして」は重複になっちゃうので、「新年おめでとう」もしくは「あけましておめでとう」が正しい日本語だそうです。
いや~、人生49年間、ずっと間違ってました。
きっと、ほかにも恥ずかしい間違いをたくさんしてるでしょうね。
こんな国語力のブログですが、今年で8回目の正月を迎えました。
改めまして、
あけましておめでとうございます。

e0158128_727598.jpg

写真は、神戸市灘区にある、わたしの会社の屋上から見た初日の出です。
毎年、大晦日の夜はだいたい仕事で、会社もしくは現場で年を越すことが多いのですが、今年はとうとう貫徹になってしまった(苦)。
で、せっかく徹夜したんだったら、久々に初日の出を拝もうと、屋上に上がって東の空を望みました(屋上といっても、4階建の小さなビルなので、大した眺めではありませんが)。
初日の出を拝むなんて、20年以上ぶりのことです。

e0158128_7264719.jpg

元旦の日の出とともに年神様が降臨するとして、毎年「初日の出」を拝むという人は少なくないと思いますが、これって、それほど古い習慣じゃないそうですね。
もともと、天皇家の元旦の儀式として、平安時代初期の嵯峨天皇(第52代天皇)から始まった「四方拝」というものがあるそうですが、これが明治時代に庶民に広まり、元旦に日の出を拝む習慣が出来たそうです。
ただ、天皇家の「四方拝」は、「四方」という言葉が示すとおり、東西南北を拝む儀式だそうで、とくに日の出だけに限ったわけじゃないそうです。
じゃあ、なんでそれが日の出だけを拝む習慣になったんでしょうね。

また、初日の出のことを「ご来光」という人もいますが、「ご来光」とは、元旦に限らず、単に日の出のことをいう場合もあります。
このもともとの語源は、阿弥陀如来のご来迎のように見えることから、「ご来光」という言葉が出来たそうで、信仰からきたものだそうです。

「初日の出」「四方拝」「ご来光」
由来も神の種類も違いますが、いずれにせよ、昔の人は元旦の朝日を拝むと縁起がいい気がしたんでしょうね。
久々に初日の出を拝んだ今年、いい一年になりそうな気がしてきました。
本年もよろしくお願いします。


ブログ村ランキングに参加しています。
よろしければ、応援クリック頂けると励みになります。
     ↓↓↓
にほんブログ村 テレビブログ 大河ドラマ・時代劇へ
にほんブログ村 歴史ブログ 日本史へ
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ

by sakanoueno-kumo | 2016-01-01 07:28 | 日常 | Trackback | Comments(2)