先週の日曜日、京セラドーム大阪で開催された桑田佳祐さんのLIVEに行ってきました。
サザンオールスターズのLIVEには何度も行ったことがあったのですが、桑田さんソロのLIVEに行ったのは、2002年の大阪ドーム以来15年ぶりです。

今回のライブツアーは5大ドーム会場を含む全国10会場18公演ですが、2度目の5大ドーム公演を行うのは、男性ソロアーティストとしては史上初なんだそうですね。
サザンでは毎回ドームツアーが当たり前なので、もっとやってるのかと思っていましたが、1度目は、わたしが行った15年前のツアーだったそうです。

もっとも、本当なら、今回の5大ドーム公演は3度目になるはずでした。
というのも、2010年に今回と同じく5大ドーム会場を含む全国10会場19公演を予定していたものの、桑田さんの食道がん発症が判明し、急遽、全公演が中止になったという経緯があります。
そのとき日程も、10月末から12月31日までという今回とほぼ同じ日程の予定でした。
そう思えば、今回のツアーは、われわれファンにとっても桑田さん本人にとっても、感慨深いツアーといえます。

会場周辺の装飾は、サザンのLIVEのときほど派手ではありませんでした。
アイドルのLIVEじゃないですからね。
あくまでステージを観てくれってスタイルでしょうか。

こちらはツアーグッズ販売。
今回、わたしはとくに何も買いませんでした。
桑田さん(サザンも含む)のLIVEって、他のアーチストのファンのように、いい意味で熱狂的じゃないんですよね。
だから、観客の大半がツアーグッズを身に着けて熱狂する宗教的な空気感はありません。
以前、長渕剛さんのLIVEに行ったときは、周囲は長渕モドキだらけでしたし、永ちゃんもまた然り、浜崎あゆみさんも、浜崎あゆみだらけですもんね(浜崎あゆみは行ったことないですが)。
その点、サザンの場合、客層も老若男女さまざまで、服装もいろいろ、コスプレ風の観客もあまり見られず、純粋に、ステージを楽しみに来たってスタイルの人がほとんどです(もっとも、今回ひとり、ヨシ子さんメイクをしたファンの女性がいて、大勢から写真をせがまれていましたが)。
この肩に力が入っていない空気感も、桑田さんが作り出したカラーといえるでしょうね。

まだツアー途中なのでステージの内容は明かしませんが(ネットで検索すると、ネタバレページがたくさんありますけどね)、今年8月に発売されニューアルバム『がらくた』を中心に、往年のヒット曲まで盛りだくさんの3時間でした。
今年は朝ドラ『ひよっこ』の主題歌も歌ってましたしね。
サザンの曲を歌わなくても、あの曲もこの曲も、みんなが歌える曲がたくさんあるというのも、桑田さんならではといえます。

桑田さんの作る曲って、ロック、ポップス、バラード、ブルースからGS風や昭和歌謡曲風までとジャンルが多岐に渡り、何時間聴いても、何曲聴いても飽きないんですよね。
そこが、30年以上に渡ってヒット曲を生み出し続けている所以だと思います。
そんな超一流のアーチストでありながら、一流の音楽とともに、桑田さんらしい遊び心も随所に散りばめられていて、楽しませてくれます。
まさに、天才の作り出す極上のステージでした。
とくに、アンコールのラストのあの曲の桑田節は、感涙ものでしたよ。
それと、季節がら、あのバラードも。
ステージ鑑賞から5日が過ぎましたが、いまだその余韻に浸っています。
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▲ by sakanoueno-kumo | 2017-12-22 16:48 | 芸能 | Trackback | Comments(0)